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項目 内容
ID J3000813
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/07/09
和暦 嘉永七年六月十五日
綱文 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕
書名 〔志摩町史 改訂版〕○三重県志摩町史編纂委員会編H16・9・1 志摩町発行
本文
[未校訂] またこれより先、六月十四日には奈良・伊勢を中心に
大地震があり、安政地震の前ぶれとなった。後日の戒め
に次のように記している。
 安政二卯五月四日に記ス
 此に又日同暦寅六月十四日夜八ツ時より十六日之暮
まで七十三度震動致し候となる也。
 大和國、南都(奈良)、同古市、木津辺、群山辺、何
れも大地震に而、民家震倒し或ハ焼失或ハ大地披破れ、
泥水吹き出し、死失人怪我人数不知。
 伊賀上野、勢州四日市、同近在同様之大地震、人家
震潰し
 加之出火にて焼失致し、死失、怪我人数知れず、然
れ共此辺ハ古来稀成地震とハ申ながらかくなるうれい
を知らず、また十月二十八・九日頃より少々づつ地震
有之人々に知る処也、然るに毎夜平生と事かわり潮干
又ハ井戸水濁り減し候由見知り候族も有之とはいへ
共、かかる大変の知らせとハ曽さら知らず、跡の後悔
言語に不絶、向後尋常にあらざる潮干等有之候へハ心
得べき事ニ候。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 547
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 三重
市区町村 志摩【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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