[未校訂]（歳代記第壱）○熊野
丁亥四
多子共迯ル忽大地震ス
矢倉大明神大蛇出現ス
十月四日未ノ上刻熊野大地震町家在家悉崩ス人死
浦之津浪家ヲ流潰宮観音堂ハ石ツヱヲ離ル補陀洛
寺寺中ノ外江流那智阿弥高石垣ヲ崩ス大禅院護摩堂
ヲ其外宮殿坊舎ヲ崩新宮町中ノ人神前芝ノ内ニ假居
前代未聞事也震コト廿四日大月堂假堂営
サシ汐高園寺ノ下ニテ常ノ事地震後五六丁モ
上、汐サス是地之下リシ故カ
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J2800251 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1707/10/28 |
| 和暦 | 宝永四年十月四日 |
| 綱文 | 宝永四年十月四日（一七〇七・一〇・二八）〔東海～九州〕 |
| 書名 | 〔熊野年代記〕H1・9・1熊野三山協議会みくまの総合資料館研究委員会発行 |
| 本文 |
[未校訂]（歳代記第壱）○熊野
丁亥四 多子共迯ル忽大地震ス 矢倉大明神大蛇出現ス 十月四日未ノ上刻熊野大地震町家在家悉崩ス人死 浦之津浪家ヲ流潰宮観音堂ハ石ツヱヲ離ル補陀洛 寺寺中ノ外江流那智阿弥高石垣ヲ崩ス大禅院護摩堂 ヲ其外宮殿坊舎ヲ崩新宮町中ノ人神前芝ノ内ニ假居 前代未聞事也震コト廿四日大月堂假堂営 サシ汐高園寺ノ下ニテ常ノ事地震後五六丁モ 上、汐サス是地之下リシ故カ |
| 出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 二 |
| ページ | 87 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 三重 |
| 市区町村 | 熊野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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