[未校訂] 寛文二年(一六六二)、近江を大きな地震が襲った。湖
西地方を襲った地震はマグニチュード七・六と推定され、
比良山系を震源とするものであった。本町域の村々でも
家屋の倒壊や山崩れがあり、大きな被害を出している。
大溝藩の勝野(高島町)では、西近江路沿いの人家など
約六〇〇軒が倒壊したといわれている。滋賀郡でも榎村
などでは山崩れによって村が埋まってしまった。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2800087 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1662/06/16 |
和暦 | 寛文二年五月一日 |
綱文 | 寛文二年五月一日(一六六二・六・一六)〔近畿北部及周辺〕 |
書名 | 〔志賀町史 第二巻〕志賀町史編集委員会H11・3・31志賀町発行 |
本文 |
[未校訂] 寛文二年(一六六二)、近江を大きな地震が襲った。湖
西地方を襲った地震はマグニチュード七・六と推定され、 比良山系を震源とするものであった。本町域の村々でも 家屋の倒壊や山崩れがあり、大きな被害を出している。 大溝藩の勝野(高島町)では、西近江路沿いの人家など 約六〇〇軒が倒壊したといわれている。滋賀郡でも榎村 などでは山崩れによって村が埋まってしまった。 |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 二 |
ページ | 63 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 滋賀 |
市区町村 | 今津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
検索時間: 0.004秒