Logo地震史料集テキストデータベース

西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

前IDの記事 次IDの記事

項目 内容
ID J2700490
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1923/09/01
和暦 大正十二年九月一日
綱文 大正十二年九月一日(一九二三・九・一)〔南関東〕
書名 〔池田町誌 歴史編Ⅱ(近代~現代)〕(長野県)池田町誌編纂委員会H2・3・20 池田町発行
本文
[未校訂]関東大地震
大正十二年九月一日の関東大地震は、東
京での被害であったが、池田町の被害は
なかった。古老の話を聞いてみると次のようであった。
◎親父といっしょにいるときだった。ゴーゴーという音
建設省関東地方建設局富士川砂防工事事務所蔵
「自明治四十四年度至昭和八年度富士川流域日川
及御勅使川筋砂防工事概況報告」
が遠くからしてきて、突然柱が四―五寸も上下に動い
た。
二度目に来たとき庭にとび出したら、ゴーゴーという
音といっしょに波が立って動いてきた。(和沢陸司 花
見)
◎秋蚕の桑摘みで斜面の畑の仕事をしていたら、急にゆ
らゆらっときて転げ落ちた。(小山紋治 桃の木)
◎ちょうど蚕を飼っているときで、棚がゆさんゆさん揺
れて蚕のかごが落ちそうだった、外の松の木がゆらん
ゆら揺れていた。(田中平八郎 内鎌)
「拾遺」編集後に収集した小地震の史料
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻
ページ 916
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 長野
市区町村 池田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

検索時間: 0.003秒