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項目 内容
ID J2601953
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1964/06/16
和暦 昭和三十九年六月十六日
綱文 昭和三十九年六月十六日(一九六四)〔新潟・山形県〕
書名 〔家根合部落史〕○山形県H2・4 家根合部落会発行
本文
[未校訂] 三、新潟地震
 昭和三十九年六月十六日午後一時五分頃、マグネチュ
ウド七、五の地震が新潟市を中心に起る。
 庄内地方は鶴岡市の大山地区酒田市の宮の浦地区が大
きな被害が出た。鶴岡では幼稚園が横倒しとなり園児三
人を含む五人の死者が出る。宮の浦付近では田圃が隆起
し砂を吹上げたり亀裂が出たりした。
 当部落に於いては当日雨のため「露ケ正月」で休みで
あったが昼頃より天気となり除草機押しに出た人もあっ
た。やっと押し出した頃無気味な音と共に揺れ出し、立
っておれぬほどになる。家におった人は吃驚りし外に出
る。静かになって家に入ったら、棚は倒れ、テレビは吹
き飛び目も当てられぬ情況であった。不安の中で一夜を
すごす。其の後四~五回余震が続く。なお部落の被害は
神社の石鳥居が倒れたり、八右衛門、喜右衛門の萱屋根
が半分ほど落ち部落総出で仕末をする。其の他土蔵、家
の壁、風呂場等に亀裂が出た家も相当あった。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 459
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山形
市区町村 庄内【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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