[未校訂] 寛文の大地震ののち、小さな地震は時折あったものの、
大きな被害を与えるような地震は、文政二年(一八一九)
までこの地域を襲ってはいない(表六二参照)。文政二
年の地震は、六月十二日昼八ツ時(午後二時ごろ)起こ
り、藁園村では、二三軒の家屋が倒壊したという『藁園区
有文書』
「藁園村記」。また、大溝町でも南市本町だけで一六軒から倒壊・
半壊の被害届けが出されており、かなりの被害があった
らしいことが確認できる『福井芳郎家
保管文書』
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2402988 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1819/08/02 |
和暦 | 文政二年六月十二日 |
綱文 | 文政二年六月十二日(一八一九・八・二)〔美濃・尾張・伊勢・近江・大和・京都〕 |
書名 | 〔高島町史〕S58・11・3 高島町役場 |
本文 |
[未校訂] 寛文の大地震ののち、小さな地震は時折あったものの、
大きな被害を与えるような地震は、文政二年(一八一九) までこの地域を襲ってはいない(表六二参照)。文政二 年の地震は、六月十二日昼八ツ時(午後二時ごろ)起こ り、藁園村では、二三軒の家屋が倒壊したという『藁園区 有文書』 「藁園村記」。また、大溝町でも南市本町だけで一六軒から倒壊・ 半壊の被害届けが出されており、かなりの被害があった らしいことが確認できる『福井芳郎家 保管文書』 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 497 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 滋賀 |
市区町村 | 高島【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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