[未校訂]葛川谷の村々が大地震による山崩れで埋もれる
寛文二年(一六六二)五月一日近江国を襲った
大地震は現大津市域の各地に被害をもたらした。
葛川では山崩れで村が埋もれ、明王院の堂舎も破
損した。そのありさまは当時の学者[貝原益軒|かいはらえきけん]も道
中記に書き留め、埋もれた村村では新田開発も試
みられたようだ。また明王院でも堂舎の復旧がな
されるなど、さまざまなうごきがみられる。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2400379 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1662/06/16 |
和暦 | 寛文二年五月一日 |
綱文 | 寛文二年五月一日(一六六二・六・一六)〔若狭・美濃・畿内〕 |
書名 | 〔新修大津市史 7 北部地域〕S59・11・25大津市役所 |
本文 |
[未校訂]葛川谷の村々が大地震による山崩れで埋もれる
寛文二年(一六六二)五月一日近江国を襲った 大地震は現大津市域の各地に被害をもたらした。 葛川では山崩れで村が埋もれ、明王院の堂舎も破 損した。そのありさまは当時の学者[貝原益軒|かいはらえきけん]も道 中記に書き留め、埋もれた村村では新田開発も試 みられたようだ。また明王院でも堂舎の復旧がな されるなど、さまざまなうごきがみられる。 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 79 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 滋賀 |
市区町村 | 大津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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