地震史料集テキストデータベース

[未校訂]十月四日三役人御会所江被　召出御口達之覚御月番水野鎧介
様一同江申渡
旧冬地震ニ付　御城其外御修覆多ニ付金千両　御拝借御願済
ニ相成候ニ付町在共家作土蔵破損之儀被為在御賢察御時節柄
ニは有之候得共右之内被遊御差略町方江金百拾両余上郷江金
七拾三両余下郷江金百拾五両余被下置間其旨末々小前之者迄
一同申聞せと
時之三役人庄屋
今村八右衛門
同断　北原森右衛門
組頭　市郎右衛門
同断　八郎右衛門
長百姓　九郎左衛門
同断　弥蔵
右ニ付頭分中ニ而積金を以金壱両御武運長久之御祈禱於田畑
氏執行　御札献上仕候
（注、以下、人名一二三人と金額は省略）
〆四両壱朱ト弐拾弐貫弐百九十一文
為金七両壱歩三朱ト三百五十五文