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項目 内容
ID J2300052
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕
書名 〔銚子木国会史〕S11・5・9銚子木国会記念祭事務所
本文
[未校訂](慶長以来銚江略年代記)荒城山宝満寺
同二十二日八ツ時 津浪は君ケ浜より大池に水入る、君ケ浜
田畑へ砂押掛け麦も一円無之山林の松の木七百本余根返り又
は折木にて池端松の木より二三尺程上へ浪上りたる様子にて
藻かゝり居候、長崎浦にて庄右衛門納屋潰し是れに依て其後
願、四右衛門、藤右衛門、納屋場より北の方、納屋場上る、
外川夷宮下にて喜兵衛納屋潰され候手前納屋に居候善右衛
門、伝次郎、三郎兵衛、仁兵衛等の納屋へ浪上げ潰し候下町
場より切通しまで浪上げ田より砂押かけ名洗与左衛門家流さ
れ庵室の庭へ浪上げ候
永井飯岡より、海辺上総安房だん〳〵強く浪上げ人多く死候
由、又武州相模浦々へ浪上げ是亦人多く死に候。
此夜一天無雲風は髯毛も不動、物静かにして月よく冴えたる
に大なる地震度々にて辰巳の方より浪上る、大浪三つ惣て(ママ)地
震数知れず月を経て不止三つ目の浪二十三日の夜明けて上り
たりと
同月 津浪にて方々損じ船付崩れ候につき村中並に浦方の者
共と普請なす
元禄十七年二月二十四日 大地震にて殊に長く動き候間方々
崩れ津浪の時も斯様の地震は無之事
出典 新収日本地震史料 補遺 別巻
ページ 101
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 銚子【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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