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西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

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項目 内容
ID J2200283
西暦(綱文)
(ユリウス暦)
1498/09/11
西暦(綱文)
(先発グレゴリオ暦)
1498/09/20
和暦 明応七年八月二十五日
綱文 明応七年八月二十五日(一四九八・九・二〇)
書名 〔津市史〕▽
本文
[未校訂]このように現津市の地盤を貫流した安濃川は、明応大地震の
結果、又もや変って、国鉄鉄橋附近から左方に転向して、現
今の河床をなすようになり、ここに始めて搭世川の名を呼ぶ
ようになったのであろう。
 新安濃津への移転 旧安濃津が現今の位置に転じた時期に
ついては、「勢陽雑記」、「五鈴遺響」はいずれも明応の大震
災を動機として移転したかのように書き、「古屋草紙」は永
禄十一年(一五六八)織田信包築城と同時に移したとしてい
る。

当時(○大永二年)の安濃津は二十数年前の明応震災によっ
て、すでに日本三津の一という栄冠はなくなって、ただ津と
いう空名をとどめる、一海浜農村に過ぎなかったように思わ
れる。
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 47
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 三重
市区町村 【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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