地震史料集テキストデータベース

[未校訂]定取締一札之事
当村木ほら仲御高七石七斗御本田之場所去ル末三月大地震ニ
而大災故荒地ニ罷成同（カ）所一同難渋ニ付段々道橋御奉行様御願
御積り頂戴仕候所々致御普請弥此度開発仕候ニ付一同打寄示
談書仕猶又川辺通り之義は痛候時節ハ仲間一同ニ而普請致し
候様可仕候猶又田地甲乙時ハ人別一同割直し可仕様規定仕是
又順ニ寄高ニ而割合致し木ほら仲沖割壱ツ下之沖割壱ツ其上
上沖壱ツ〆三ツ割是高ニ而坪割ニ致し万一堤外飛上之場御座
候節は人別割合致し已来永く相持合為後日一同示談書仍而如
件
安政三辰年四月九日
田持人別
清右衛門
〃　源吉衛
〃　惣左衛門
〃　練左衛門
〃　彦右衛門
〃　七郎右衛門
〃　竹蔵
〃　市左衛門
前文之通開水後地所役人一回出張割合致し相違無之連印致候
以上
名主　七郎右衛門
組頭　惣左衛門
長百姓　清右衛門