[未校訂]（十一月）
○四日辰中刻大地震、高崎瀬戸物店釣土瓶落、土蔵壁ニ筋
出、家并ニ諸人表へ出ル、昼ゟ夜分五日ニも小地震度々有、
信州松本強倒家弐百五拾軒、出火致し百四・五拾軒焼失江戸
表見附石垣少々崩れ、土蔵之壁落、東海道筋地震津浪ニ而箱
根ゟ吉田迄大荒、御城損し倒家焼失家流失様々ニて死人夥
敷、日光雪降、雷鳴有之、八幡ハ六月中ゟ軽く家屋鋪破損無
之、石燈籠倒れ候位○大坂ハ地震より五日津浪厳敷、難船ニ
て死人夥しく、橋々破損致ス
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J1900003 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1854/12/23 |
| 和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
| 綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日（一八五四・一二・二三、二四、二六）〔関東以西の日本各地〕 |
| 書名 | 〔歳々記録〕○近江八幡市市田家文書 滋賀大学経済学部史料館 |
| 本文 |
[未校訂]（十一月）
○四日辰中刻大地震、高崎瀬戸物店釣土瓶落、土蔵壁ニ筋 出、家并ニ諸人表へ出ル、昼ゟ夜分五日ニも小地震度々有、 信州松本強倒家弐百五拾軒、出火致し百四・五拾軒焼失江戸 表見附石垣少々崩れ、土蔵之壁落、東海道筋地震津浪ニ而箱 根ゟ吉田迄大荒、御城損し倒家焼失家流失様々ニて死人夥 敷、日光雪降、雷鳴有之、八幡ハ六月中ゟ軽く家屋鋪破損無 之、石燈籠倒れ候位○大坂ハ地震より五日津浪厳敷、難船ニ て死人夥しく、橋々破損致ス |
| 出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2 |
| ページ | 1440 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 滋賀 |
| 市区町村 | 近江八幡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
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