[未校訂]S43・11・3三重県郷土資料刊行会
安政元年の大地震による被害は、全県下に及んで、圧死者八
〇〇人を算した。
安政の大地震は各藩ともに大きな被害をうけたが、鳥羽藩で
は藩の重役人が巡村して講をたのみ、講数一万三千口、一口
五両掛の仕方をもつて藩財政を補つた。
西宮記 慶応三丁卯年霜月六日
正木時葉謹白
十四年前安政元甲寅年六月十四日夜八時頃同十一月四日巳
刻、同五日申刻頃都合三度の大地震にて大乗寺破壊し止む事
を得ず再建せしに莫大の入用懸り
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1800497 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/12/23 |
和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕 |
書名 | 〔漕代郷土誌叢書20〕○津市 |
本文 |
[未校訂]S43・11・3三重県郷土資料刊行会
安政元年の大地震による被害は、全県下に及んで、圧死者八 〇〇人を算した。 安政の大地震は各藩ともに大きな被害をうけたが、鳥羽藩で は藩の重役人が巡村して講をたのみ、講数一万三千口、一口 五両掛の仕方をもつて藩財政を補つた。 西宮記 慶応三丁卯年霜月六日 正木時葉謹白 十四年前安政元甲寅年六月十四日夜八時頃同十一月四日巳 刻、同五日申刻頃都合三度の大地震にて大乗寺破壊し止む事 を得ず再建せしに莫大の入用懸り |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-1 |
ページ | 1260 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 三重 |
市区町村 | 津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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