[未校訂]夜須駅の北方、国道ぞいの喜久屋のところ。
宝永大変以前に松があった。高さ十六メートル、東西三
十一メートル南北三十メートル。昔はこの松の大木の元に
八幡宮のお旅所があった。松は波のためになくなり、社は
潮留堤にある。
ところが宝永四年(一七〇七)十月四日地震のあとの高
潮のため、この傘松は根こぎになって赤岡の浜へついた。
○同書夜須八幡宮の項にも同旨の文がある。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
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ID | J0900579 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔夜須町風土記〕○高知県長岡郡▽ |
本文 |
[未校訂]夜須駅の北方、国道ぞいの喜久屋のところ。
宝永大変以前に松があった。高さ十六メートル、東西三 十一メートル南北三十メートル。昔はこの松の大木の元に 八幡宮のお旅所があった。松は波のためになくなり、社は 潮留堤にある。 ところが宝永四年(一七〇七)十月四日地震のあとの高 潮のため、この傘松は根こぎになって赤岡の浜へついた。 ○同書夜須八幡宮の項にも同旨の文がある。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 496 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 高知 |
市区町村 | 夜須【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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