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項目 内容
ID J0900347
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔同書〕○三重県▽
本文
[未校訂]又反古の綴に
 ――伝聞宝永四丁亥十月四日熊野大地震津浪にて人皆山
へ逃居る。木本、井戸・有馬・市木・阿田和村ヘハ津浪不
入、大泊・新鹿・遊木・二木島・曾根・賀田・尾鷲・長島・
其外東筋浦々、上方浦々へも同前波入申候。木本浦は海上
魔見島迄汐引候而。海中大岩小岩数多見候而、牛の臥たる
如くに相見へ、暫して浜の中程迄浪上り候。大泊村人家不
残流失致し、清泰寺計り残り、人も七人流れ死す。新鹿も
家不残流失、人弐十四人流れ死、曾根は在所半分流失。人
無難のよし。同月下旬迄毎日二三度づつ地震する故、家々
には山へ住居する事凡て三十日間なり――とあるから、輪
内の浦々何れも津浪が押寄せたのであらう。
出典 新収日本地震史料 第3巻 別巻
ページ 300
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 三重
市区町村 上野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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