[未校訂]一今日拝礼之義明和二酉年迄は御城御礼相済、直に長勝寺
江拝礼に罷出相済候。夫より御役人並頭に御礼廻り相勤
候。然処翌三(明和)丙戌正月廿八日酉の時に大地震にて(元禄
七甲戌年五月廿七日辰之刻地震、前代未曾有之事と伝候
へ共、御郡中人馬死傷無しとかや、此度は御郡中にて潰
死、焼死とも、男千三百三拾五人と云。牛馬多し)
長勝寺破損所御修覆に付、来る朔日五日拝礼御用捨之旨
同三日被仰出、翌年亦御省略被仰出、右拝礼御当分御用
捨に成候
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0804010 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1766/03/08 |
和暦 | 明和三年一月二十八日 |
綱文 | 明和三年正月二十八日(一七六六・三・八)〔津軽・陸奥〕⇨翌年に及ぶ |
書名 | 〔奥富士物語〕○弘前 |
本文 |
[未校訂]一今日拝礼之義明和二酉年迄は御城御礼相済、直に長勝寺
江拝礼に罷出相済候。夫より御役人並頭に御礼廻り相勤 候。然処翌三(明和)丙戌正月廿八日酉の時に大地震にて(元禄 七甲戌年五月廿七日辰之刻地震、前代未曾有之事と伝候 へ共、御郡中人馬死傷無しとかや、此度は御郡中にて潰 死、焼死とも、男千三百三拾五人と云。牛馬多し) 長勝寺破損所御修覆に付、来る朔日五日拝礼御用捨之旨 同三日被仰出、翌年亦御省略被仰出、右拝礼御当分御用 捨に成候 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 688 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 青森 |
市区町村 | 弘前【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.001秒