[未校訂] 寛延四年、桜小路より大火ありし翌月、即ち、四月廿四
日夜寅の刻、地震あり。余程、劇震と見え、松代領丈けに
て、人家の倒潰四十四、半潰三十二、山抜け十四、死人十
二人、怪俄人四十二人、斃馬二頭あり。此被害より推せ
ば、善光寺及び他領にても、相応の被害ありしならむも、
更に、文献の徴すべきなきをもて、今之を知によしなきは
遺憾なり。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0803401 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1751/05/21 |
和暦 | 寛延四年四月二十六日 |
綱文 | 宝暦元年四月二十六日(一七五一・五・二一)〔高田・越後西部〕 |
書名 | 〔弘化四年善光寺大地震〕○長野県 |
本文 |
[未校訂] 寛延四年、桜小路より大火ありし翌月、即ち、四月廿四
日夜寅の刻、地震あり。余程、劇震と見え、松代領丈けに て、人家の倒潰四十四、半潰三十二、山抜け十四、死人十 二人、怪俄人四十二人、斃馬二頭あり。此被害より推せ ば、善光寺及び他領にても、相応の被害ありしならむも、 更に、文献の徴すべきなきをもて、今之を知によしなきは 遺憾なり。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 555 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長野 |
市区町村 | 長野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.001秒