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項目 内容
ID J0600187
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1605/02/03
和暦 慶長九年十二月十六日
綱文 慶長九年十二月十六日(一六〇五・二・三)〔東海・南海・西海諸道〕⇨大津波伴う
書名 〔長生村史〕○千葉県
本文
[未校訂] 徳川幕府の巧妙な封建的政治組織や文治政策による平和
主義及び郷村制度の発達によって、平穏無事な時代が続い
たが、然し往々にして、天変地異があり、世間を驚かして
いる。次の三件を房総治乱記抄から抽出する。
 ㈠ 慶長の大津波『慶長六年十二月十六日大地震山崩れ
海埋て岳となる。この時安房上総下総の海上俄に汐引い
て、三十余町干潟となること二日一夜、つづいて十七日子
ノ刻沖の方大いに鳴動して汐大山の如く巻上り、浪は山の
七分に打かかる。早く逃ぐる者は遁れ、遅く逃ぐる者は死
たり。この汐災に逢いしは辺原、部居浜、小湊、内浦、名
太、江見、和田、御宿、岩和田、岩舟、和泉、東浪見、一
宮、一松、牛込、反金、不動堂など四十五カ所なり』。
右大津波の後百年に亦元禄の大津浪があった。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 91
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 長生【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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