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項目 内容
ID J0502419
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(一五八六・一・一八)〔畿内・東海・東山・北陸の諸道諸国〕⇒津浪も襲来・翌年十二月まで余震続く。
書名 〔小矢部市史下〕○富山県
本文
[未校訂] 天正十三年(一五八五)十一月二十九日に起こった大地
震は、飛驒が震源で、越中・能登に及び、礪波郡内でもか
なり大きな災害をもたらした。本行寺の記録に、
(前略)前田右近太夫殿ハ、天正十三年霜月二十九日大
地震ニ、木船之城破裂大雪大水城中に押入、御夫婦一所
ニ死去、其節、小矢部川上下無之、木船ニ別ニ諸宗之清
僧、寺無御座候而当寺二世日長御火葬焼香仕(後略)
とある。このようにして城主秀継(前田利家の弟)夫妻が
圧死するという、悲惨事がおこった。しかし秀継の嗣子又
次郎利次(のちに利秀)は難を免れた。
出典 新収日本地震史料 第1巻
ページ 156
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 富山
市区町村 小矢部【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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