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項目 内容
ID J00007054
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1605/02/03
和暦 慶長九年十二月十六日
綱文 慶長九年十二月十六日(西暦 1605,2,3)
書名 〔長生村史〕○千葉県
本文
房総治乱記抄
(一) 慶長の大津波『慶長六年十二月十六日大地震山崩れ海埋て岳となる。この時安房上総下総の海上俄に汐引いて、三十余町干潟となること二日一夜、つづいて十七日子ノ刻沖の方大いに鳴動して汐大山の如く巻上り、浪は山の七分に打かかる。早く逃ぐる者は遁れ、遅く逃ぐる者は死たり。この汐災に逢いしは辺原、部居浜、小湊、内浦、名太、江見、和田、御宿、岩和田、岩舟、和泉、東浪見、一宮、一松、牛込、反金、不動堂など四十五ヵ所なり』。
〔九十九里町誌各論編 上〕、○千葉県、
「沖合すさまじく鳴動するうちに津波がおこり、小山の中腹にまで押寄せた。このため、安房・上総・下総の海岸四十五ヶ所の漁家、民家は悉く押し流され、人畜の溺死するもの数を知らず。また、山崩れによって海が埋められて山となったところもあるという。(関八州古戦録)」
出典 [古代・中世] 地震・噴火史料データベース
ページ
備考 [古代・中世] 地震・噴火史料データベースでは史料等級で分類しています。本データベースでは史料等級の低いものも表示しており、信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 長生【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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