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項目 内容
ID J3100262
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1858/04/09
和暦 安政五年二月二十六日
綱文 安政五年二月二十六日(一八五八・四・九)〔飛驒・越中・能登・加賀・越前〕
書名 〔書状〕武村家(近江栗太郡辻村の鋳物師・金沢に出店あり)文書No.2632大鋸コレクション・石川県立博物館蔵
本文
[未校訂]追啓仕候此表之義ハ及御聞御座候哉先達而地震之節立山
所々致山抜居候処常願寺川上之内湯川真川和田川右三筋
之川々ゟ山抜崩込水相淀ミ居候処内一川去十日昼時過ゟ
切込流来右大石大木等并右(ママ、石カ)等流来常願寺川辺一圓泥海之
如く相成川辺村々流木或者泥ニ而埋候家も余程御座候由死
人怪我人等相準申次第ニ御座候然所残り弐筋之川未水損
淀ミ流出不申時々鳴動いたし候ニ付右川々一時ニ流来候
時ハ水下タ一圓之野と相成候趣之旨有峰山之者内々注進
候由ニ而然所此頃立山鳴動ニ付水下之村々ハ不残山之手へ
逃行家々明家ニ相成誠ニ哀成事ニ御座候相準シ市中も一両
日ハ火事場の如く近山へ昼夜懸て道具抔相運女童等追々
逃参り候向も御座候而誠ニ針の莚ニ座する如く今日有て明
日なき身の心地ニて困入申候右相淀ミ候水切境迠ハ□
迠も心配の者ニ御座候最寄〳〵へ諸役人も御手配も御座
候得共人力ニ難及事ニ御座候申上度義山々御座候得共心
世話敷罷在候ニ付重(ママ)聊と文略仕候
三月十六日
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ下
ページ 1738
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 石川
市区町村 金沢【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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