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項目 内容
ID J3100177
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(一八五六・八・二三)〔三陸・松前〕
書名 〔新青森市史 資料編4 近世(2)〕青森市史編集委員会編H16・12 青森市発行
本文
[未校訂]二九四 安政三年の青森地震
壱番 家内通観
安政参年(一八五六)七月二十三日条 (青県滝)
七月廿三日九ツ時過、近来稀成地震ニ而市中誠ニ騒働仕、
蜆貝町黒石御蔵一ヶ所、安方町御貯米入ノ御蔵一ヶ所、
馬労町酒屋上林ノ酒蔵一ヶ所、都合三ヶ所惣潰れ、壁落
并割れ候土蔵弐拾四・五所、破損ノ家々并怪我人等無之
候得共不軽変事ニ御座候、尤当月十八・九日頃より折々
小地震御座候、弘前并黒石・西浜・岡在も相震候得共格
別之義無之、何も別条無之よし、弘前黒石より見舞参申
候、扨今日より八月二日・三日迄小地震折節御座候、廿
四日・廿五日・廿六日・廿七日頃者昼夜等なく数度〳〵
相震、只用心而已ニ而市中商向并家業取引相止み申候、
通夜致候も弐・三度御座候、八月三日迄市中表へ小屋懸
ニ而女小(子)供等小屋泊仕候、廿三日之夜ニ者塩ノ満干強ク、
堤ノ川水あふれ洪水ニも可相成抔、近在へ引越之人も多
ク有之大混雑仕候、此度之地震日々之様ニ而幾十度とな
く相震候得共、其中ニ強き分者先四・五度御座候、
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ下
ページ 1502
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
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