[未校訂]十月二日夜四ツ時地震
十月八日御飛脚到来十月二日夜四ツ時江戸表大地震
前代未聞之由、潰家ハ不申及、其上出火大半くすれ申候、
御大名方ニも地震之上丸焼の御方も有之、其節之沙汰書
相廻り御用留ニ有之、出火ハ三十ケ所計と申事、乍去当
御屋敷ハゆか（歪）み候て出火ニハ不成候、殿様・御前様・
松（松平斉承室）栄院様益御機嫌克御聞キ被遊候、恐悦至極ニ奉存候、
御三方様共御馬場ニ青天井ニて四五日も御立明シ被遊候
由、筆紙申延（述）かたし
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J3100117 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1855/11/11 |
| 和暦 | 安政二年十月二日 |
| 綱文 | 安政二年十月二日（一八五五・一一・一一）〔江戸及関東一円〕 |
| 書名 | 〔山口家譜〕○福井市「福井市史資料編7」H14・3・29 福井市発行 |
| 本文 |
[未校訂]十月二日夜四ツ時地震
十月八日御飛脚到来十月二日夜四ツ時江戸表大地震 前代未聞之由、潰家ハ不申及、其上出火大半くすれ申候、 御大名方ニも地震之上丸焼の御方も有之、其節之沙汰書 相廻り御用留ニ有之、出火ハ三十ケ所計と申事、乍去当 御屋敷ハゆか（歪）み候て出火ニハ不成候、殿様・御前様・ 松（松平斉承室）栄院様益御機嫌克御聞キ被遊候、恐悦至極ニ奉存候、 御三方様共御馬場ニ青天井ニて四五日も御立明シ被遊候 由、筆紙申延（述）かたし |
| 出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ下 |
| ページ | 1439 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 福井 |
| 市区町村 | 福井【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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