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項目 内容
ID J3000565
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1830/08/19
和暦 文政十三年七月二日
綱文 天保元年七月二日(一八三〇・八・一九)〔京都〕
書名 〔京都地震の書付〕藤堂采女家文書B1-6,7-11名張市教育委員会蔵
本文
[未校訂](包紙)
京都地震の書付入
(端裏書)
七月四日京都ゟ申来候
(本文)
 昨二日七ツ少し過ゟ不輕大地震ニ而今三日朝ニ至り治
り不申候御屋鋪御長屋向建物不残大損し片(傾)向并壁所々落
御屋鋪内ニ而塀練塀向并油小路町裏蛸薬師町裏練塀過半倒
レ御屋鋪土蔵大キニかたむき壁落不輕大損シ其外所々損所
多ク□候而何分恐入候京都ニ於て是迠数年無御座程之大
地震之由噂仕候爰許町方之者共昨二日夕前ゟにけ込候近
所のもの共凡弐千人余いつれも藪へ向にけ込候不怪大騒
キニ而右町方之者共今日迠夜通しいまた半残り居候昨日
町家多分倒レ候由死人怪我人数多御座候趣風聞仕候尚又
今三日八ツ時頃か(カ)夜七ツ時頃か(カ)又々大変のよし專ラ風聞
仕今昼時頃ゟ段々御屋敷藪へかけ込候人仰山ニ御座候
町々いつれも火のもと入念野或ハ藪御座候処抔へ出(カ)行候
趣ニ相聞不怪大騒キ成事とも前代未聞の事ニ御座候御慮察
可被下候事
七月三日夜寅刻認
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 420
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 三重
市区町村 名張【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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