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項目 内容
ID J3000556
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1830/08/19
和暦 文政十三年七月二日
綱文 天保元年七月二日(一八三〇・八・一九)〔京都〕
書名 〔中村全前日記〕○彦根・平田町町代 中村尚氏所蔵彦根城博物館寄託 B6b-458
本文
[未校訂]二日 晴(中略)申過大き成地震有之 余程長き珍敷
□大地震なり(中略)
今宵子比迠ニ少き地震三ツも有之 大き成地震の節ハ少
きハ幾ツも有之よし 尤南ノ方ゟゆり□とそ
六日 晴(中略)
今朝大坂□ニ被参候処此間之地震京伏見辺ハ甚つよし三
条橋もいたミ候よし白川橋ハ石□落(候カ)ル類(る)とそ 家蔵抔も
くずれ候而人死抔も有よし 翌日に向て少き地震幾ツも
有ル類よし京は一統家ノ内ニハ不居川原抔ニ出畳を敷
居ル類とそ
十一日 晴(中略)
去ル二日京都地震追々承リ候風聞甚敷于今ゆり不止ト申
事之よし何角当所ゟも小千□大將岡本□組物頭衆六人□
共今明日ニも罷立ニ而京都守ごと相見へ□出被成候風聞在
抔之次第故□□千里之方 八木氏小嶋氏ヘ見舞状を出ス
大分当所ゟも見舞ニ行人有之□抔も丹波亀山ノ御天主抔
もこけル類よし愛宕山ノ御堂もこけル類とそ 京大津辺
酒屋煮込桶或ハ七八本三四本ツヽ□か□リ候とそ追々承
る所咄よりも夥敷事之よし 七日之日京都を出立致被参
候人之咄七日之日迄も少しツヽゆり有之とそ 要心深き
人ハ未家ノ内ニも不寝□まほこを拵へ夫ニ被居ル類よし
扨も前代未聞の事共也就夫出火盗人抔も夥敷有之よし夫
故当所抔よりもかためと小千□ヲ御組□ハ被成候事歟
十二日 雨天 昨夜ゟ雨ニ成 昨夜も丑比地震有之
廿日 雨天 辰過余程つよき地震有之
(九月)廿六日 曇 少き地震有
(十一月四日)四日 昨夜ハ七ツ前大分ノ地震有 風吹出降雪 今朝
少々盛溜ル□らも追々消ル類
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 410
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 滋賀
市区町村 彦根【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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