地震史料集テキストデータベース

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項目	内容
ID	J2800614
西暦（綱文）（グレゴリオ暦）	1830/08/19
和暦	文政十三年七月二日
綱文	天保元年七月二日（一八三〇・八・一九）〔京都〕
書名	〔御堂日記〕○京都「東本願寺史料」　東本願寺宗学院刊行　S14・3・1
本文	[未校訂]（七月二日）同日（御堂日記）一、例時日沒過大地震、直様上檀之間御座所江御注進申上候事、引次祖師尊前立燭燈明不残燃之、假御厨子内陣御疊江直之、御影御唐櫃右同様一、御成廊下所々破損ニ付、御所様御昇堂無之、普照院様御上リ、三等衆御堂衆追々参集一、御本尊御唐櫃江當番納之一、御眞影假御厨子江奉移、右御寳物御白砂江供奉、無程御影堂御地形江御動座之事一、當御所様御地形江御成、普照院様、靈心院様御着座、三等衆　御堂衆御番勤之、御家老中御用人中同斷一、明三日迄三日經之處、右地震ニ付俄ニ上檀之間ゟ御延引被仰出候事一、御寳藏御損ニ付、常盤御影信浄院様御作　御眞影様籾佛太子御像御繪傳御地形江奉出之一、御寳物御幄屋御出來候所、縮緬御幕ニ而圍之、外例（側カ）白紋附御幕ニ而圍之、所々高張出之、終夜御番相勤候也一、兩堂當番御堂并香部屋終夜爲守護殘居候事七月三日（御堂日記）一、地震少々相鎭次第、御本尊　御眞影を始、御寳物類御影堂御假建表ニ奉移、御守護可被爲在之旨被　仰出候ニ付、用意可仕様普照院様より被　仰達候但兩堂内陣爲修理、職人共多人數立入候ニ付、御影堂南之唐戸悉閉、御假屋疊之散在之分、作事方より人夫相廻リ、御堂方差圖ニ而荒増寄合セ候之上、普照院様申上候、追而御差圖ニ而御案内言上　奉央坊一、巳下剋地震少止ミ候ニ付、御影堂南唐戸外御假屋迄御還座御堂衆、奉成之兩御所様御守護、普照院様、靈心院様并三等衆供奉、御家老中御用人中御供一、常盤之御影信浄院様御作御影、籾佛、太子尊像、御繪傳等者暫時御地形ニ奉残御守護仕、未下尅御影堂御假屋へ奉移之候事一、須彌壇内之御骨出之候様被　仰出候事一、申剋頃屢震候ニ付、御寳物御假屋南階段際に奉成之、三等衆御堂衆御番勤一、酉下剋御略式ニ而晨朝御勤有之候、唐戸際正中ニ假御厨子奉居　前住様御前御卓三具足、土香爐、菊燈台壹對出之、西之方御本尊御唐櫃奉居太子御前御卓三具足、土香爐、菊燈台壹對出之、東之方御影御唐櫃貳ツ奉居、御經卓之上ニ土香爐載菊燈台片方出之、勤行前ゟ御影供備之組、御祥月香□虫出之、御所様御座正中御讃卓御褥敷之、新門様御座同斷西之方ニ設之、兩御連枝兩御所様御跡北向ニ御着座、其次巡讃院家衆北向ニ着座、其外之院家衆ハ西向ニ着座、餘間衆者東向ニ着座、御堂衆ハ北向ニ着座之事一、晨朝御案内言上兩御所様御昇堂七月四日（御堂日記）一、晨朝過ゟ御還座御用意有之一、假御厨子内陣西之御座江奉　成候事但當番兩人ツヽ、十宇之間内陣際堅疊ニ而替ル々々御番相勤候事一、巳半剋御還座御案内言上但御連枝様ゟ御差圖有之候事御所様御入堂、御還座後御拂有之、兩御堂諸尊如元御還座被爲濟候事但微動不相止候故、大切ニ御番相勤候様、普照院様ゟ被仰付候事一、御影堂御地形御避場所、雨覆等兩三日者其侭着置、烑灯多出ニ不及候七月五日（御堂日記）一、五日時々地震不相止候ニ付、假御厨子并御唐櫃西餘間江出置候様被　仰出候事但本堂者東餘間襖明置候事一、御影堂下陣東西廣縁通之馬行取除候事
出典	日本の歴史地震史料拾遺二
ページ	204
備考	本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県	京都
市区町村	京都【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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