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西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

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項目 内容
ID J2800023
西暦(綱文)
(ユリウス暦)
1331/08/07
西暦(綱文)
(先発グレゴリオ暦)
1331/08/15
和暦 元徳三年七月三日
綱文 元弘元年七月三日(一三三一・八・一五)
書名 〔今津町史 第一巻 古代・中世〕今津町史編集委員会H9・3・31今津町発行
本文
[未校訂]歴史地震の記録
今津町域は過去に何度も激しい地震に見舞われたよう
で、それらのうち幾つかは、記録にも残されている。比
叡山の建物が倒壊し(『園太暦』)、湖水が北へ流れたとい
う[元暦|げんりやく]二年(一一八五)の地震(『山槐記』)や、[竹生島|ちくぶしま]
[宝厳寺奥院|ほうごんじおくのいん]が崩れた[正中|しょうちゅう]二年(一三二五)の地震(『続
史愚抄』)などは、いずれもかなり大きな被害が出たよう
である。また、[元弘|げんこう]元年(一三三一)七月の紀伊水道を
震源にした地震は、「大地しんにて山々くずれて川水二日
とまりて、三日ありて後水山のごとくきたり、田地をな
(が)し川筋放埒になり」という記録を残し(「大江保記
録写」『日置神社文書』)、河上庄をはじめとして大きな被
害をもたらしたことをうかがわせる。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 二
ページ 5
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 滋賀
市区町村 今津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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