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項目 内容
ID J2700382
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1855/11/11
和暦 安政二年十月二日
綱文 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及びその周辺〕
書名 〔大江町史〕S61・3・31大江町教育委員会編・発行
本文
[未校訂]10・11 安政の大地震(十月二日)
江戸表当月二日の夜四ツ時(十時頃)頃大地震にて御屋敷
御殿向大破になる。
江戸飛脚十一日四ツ半時(十時頃)頃左沢に到着。
「急場御入用金三御領分へ才覚仰せ付かり、うち左沢
へは金五〇〇両」賦課であった。 (町資 四二頁)
10・12 左沢御用達、今井次郎三、五十嵐勘三郎、清野
左右衛門、兼子専吉の四人を呼出し、代官円右衛門が口
達で、大地震に遭ったので急場入用金を四人の御用達で
金五〇〇両を才覚するようにとの要求があった。
二五〇両 当月十八日納
二五〇両 同月廿八日納 (町資五号 四二頁)
10・13 右につき四人の者から、金子不融通の年柄に付、
十八日三〇〇両納めて御用捨を願ったが許されず、あと
二〇〇両は来月五日納にまとまる。
(町資五号 四三頁)
10・24 江戸表から鉛直段が引き上げられたので早々登
らせる様にとのことで、昼から目懸する。
江戸金主手の鉛 五二枚
赤山鉛 一一枚
金山沢、平内鉛 八枚
都合七一枚 貫目四三三貫三〇〇目。
(町資五号 四五頁)
11・2 松山表へ御金七〇〇両差上せる。飛脚、神保久
蔵、松田丈作、渡辺義七出立。安政地震のために江戸に
上せたもの。 (町資五号 四六頁)
11・3 鉛一二駄、宰領村上岡蔵、冨樫仲次郎へ渡し四
日に出発。 (町資五号 四六頁)
11・6 今日差立る飛脚に持たせる金、今井次郎三不納
のため、町方御用達三人から四〇両を一時借上げにして
金二三七両弐歩を持たせて飛脚を立てる。次郎三夕方五
〇両持参する。 (町資五号 四六頁)
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻
ページ 713
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山形
市区町村 大江【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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