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項目 内容
ID J2601951
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1960/05/23
和暦 昭和三十五年五月二十三日
綱文 昭和三十五年五月二十三日(一九六〇)
書名 〔沖縄県災害史〕
本文
[未校訂](琉球に於けるチリ津波調査報告)
津波は日本沿岸に24日02時30分頃到達し、太平洋沿岸各
地で甚大な地震を生じた。沖縄本島では中部・北部の各
地、宮古島、その他の離島に襲来したが、被害は沖縄沿
岸に大きく、その他では軽微であった。本島では名護市
(旧久志村、旧羽地村)石川市その他の中・北部の各地で
24日05時半ころから数回にわたり津波があり06時30分こ
ろ最高水位に達した。最高水位は大浦湾に挑む杉田で
385㎝(平均海面上)に達した。宮古島平良市の漲水港にお
いても最高水位233㎝(平均海面上)に達したが被害は僅か
であった。全沖縄の被害を要約すると死者3人、負傷者
2人、住家非住家全壊28戸、同半壊109戸、住家床上浸水
602戸、同床下浸水813戸、橋梁破壊9カ所、道路決壊11カ
所、田畑の冠潮436町歩、船舶(5トン未満)8隻その他で
ある。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 458
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 沖縄
市区町村 那覇【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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