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項目 内容
ID J2600805
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1804/07/10
和暦 文化元年六月四日
綱文 文化元年六月四日(一八〇四・七・一〇)〔羽前・羽後〕
書名 〔酒田市史年表 改訂版〕酒田市史編纂委員会編S63・12・15 酒田市発行
本文
[未校訂]一、八〇四
文化 元
甲子
六月四日夜十時ごろ、鳥海山を挾んだ
庄内北部と秋田県南部にわたる日本海
沿岸で大地震が発生する。震源に近い
遊佐郷の被害が特に甚大で、死亡者一
○九人にのぼる。地震による液状湧出
水が多数認められる。「庄内大地震の
変」によると、遊佐郷・荒瀬郷の倒壊
家屋の有様は「編笠のふせたる如く、
人馬死すること数を知らず」と記され
ている。酒田の被害は亀ケ崎城大破、
大手橋二つに折れる。城代宅・家中屋
敷・町奉行所・足軽屋敷を始め、酒田
市中の町家・寺院など全半壊家屋一千
軒を越す。焼失家屋二十三軒、死亡者
十六人、内二人は焼死による。
六月十二、十六、二十七日川北洪水、
田畑泥海と化す。
八月本間家は大地震による自家の罹災
も顧みず、三千両を提供して被災者の
救済に当たる。秋田の亀田・本荘両藩
に対しても、夫食貸しや震災援助金を
提供する。 ぶじき
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 193
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山形
市区町村 酒田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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