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項目 内容
ID J2600047
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1605/02/03
和暦 慶長九年十二月十六日
綱文 慶長九年十二月十六日(一六〇五・二・三)〔東海・南海・西海諸道〕
書名 〔室戸市史 上巻〕室戸市史編集委員会H1・3・1 室戸市発行
本文
[未校訂](注、既出の分は除く)
 なお、宮崎竹助の『三災録』によると、阿波国海部郡
鞆浦(現海部町)に立石という高さ一丈余の記念碑があ
る。慶長地震について、当時の状況を知るうえに、大き
い参考資料である。
 慶長九年辰年の十二月十六日、亥刻、常の如く月白く風
寒し。行歩氷る時分。大海三度び鳴り、人々大いに驚ろき、
手を拱くところ、逆浪頻に起る。その高さ十丈、来ること
七度び。名づけて大潮と云ふ。剰之男女千尋の底に沈む者
百余人。後代への言伝へのために。
 海岸地形が南東向きの地に津波の被害が多かったこと
は、「暁印の置文」に書かれているとおりで、現代にお
いても十分に考えておいてよいことであろう。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 28
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村 室戸【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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