[未校訂]十月
二日天気
一夜四ツ頃又々先ニ少しゆるやか成地震参り候併門へハ家
内不残火鉢ハ門口迄出し外ニ出申候
十日
一江戸表ゟ昨夜六日切(カ)出飛脚到着之由右は去ル二日夜当所
同様ニ大地震ニ而 殿様奥様始外へ御出之由乍併御無難
ニ而都而家中も故障無之何れ少し之儀ニ而可有之との噂
ニ候右御奉行所へ罷出候序窺之演舌も申上置候夫ゟ舟木
様序ニ罷出御咄承り候へハ此方様へ 公義ゟ御使者有之
候由足止申振合ニ一向無之事之由右は全本衆(カ)御預り勤番
中之故歟と被存候趣御咄ニ候
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2500716 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1855/11/11 |
和暦 | 安政二年十月二日 |
綱文 | 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕 |
書名 | 〔鳥井家公私之日記〕○豊岡豊岡市立郷土資料館 |
本文 |
[未校訂]十月
二日天気 一夜四ツ頃又々先ニ少しゆるやか成地震参り候併門へハ家 内不残火鉢ハ門口迄出し外ニ出申候 十日 一江戸表ゟ昨夜六日切(カ)出飛脚到着之由右は去ル二日夜当所 同様ニ大地震ニ而 殿様奥様始外へ御出之由乍併御無難 ニ而都而家中も故障無之何れ少し之儀ニ而可有之との噂 ニ候右御奉行所へ罷出候序窺之演舌も申上置候夫ゟ舟木 様序ニ罷出御咄承り候へハ此方様へ 公義ゟ御使者有之 候由足止申振合ニ一向無之事之由右は全本衆(カ)御預り勤番 中之故歟と被存候趣御咄ニ候 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 別巻 |
ページ | 1071 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 兵庫 |
市区町村 | 豊岡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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