西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
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項目 |
内容 |
ID |
J2500695 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1855/11/11
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和暦 |
安政二年十月二日 |
綱文 |
安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕 |
書名 |
〔マキノ町誌〕マキノ町誌編さん委員会S62・1・30 マキノ町
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本文 |
[未校訂]「知内村庄屋日記」 (『知内区有文書』)によって知内村の 幕末の例を示せば次のとおりである。 ○安政二年十月二日夜亥ノ刻ヨリ御殿様江戸上屋敷大 地震ニテ相倒レ候。其上御類焼ニ相成リ候ニ付、御 見舞トシテ海津御役所御配五十三ヶ村ヨリ高割ヲ以 テ金千弐百両献納仕リ候。此割当村へ銀弐貫六百五 拾七匁七拾分金ニテ掛屋納ニ致シ候事。 この文中、海津御役所御配五三か村というのは、当時の 郡山藩領は高島郡に三一か村(内町内二三か村)浅井郡に二 二か村あり、この二郡をまとめた代官所が海津にあったわ けで、都合高島浅井二郡五三か村という意味である。掛屋 とは大名の蔵物売却代銀を収納保管し、必要に応じて藩の 賄銀として送金したり資金を融通したりする者のことで、 大名は代銀の有無にかかわらず常時資金の融通を受けてい た。掛屋納とは郡山藩の掛屋に納めたという意味であろう。
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出典 |
新収日本地震史料 続補遺 別巻 |
ページ |
1064 |
備考 |
本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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都道府県 |
滋賀
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市区町村 |
マキノ【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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