[未校訂]九月 十八日晩八ツ時中地震
一夜八時中地震に付即刻登 城伺御機嫌罷出御入口前御
小姓頭ヲ以申上候事
但四櫓関御門倒れ諸所破損所有之
二十日 晴
一右之飛脚や使之者ニ承り候処御領分宇津宮辺地震甚強
く十四五軒残り外皆潰れ土蔵□□候程之事段々□強
き様子之由申事也飛脚や江人遣候尋(カ)承り候得は宮辺も
御城下同様位之由申事也使之咄虚説と見請候事
一石巻ハ三拾軒余潰家有之鹿ノ股町は潰家多く又小野辺
も大抵潰れ鹿ノ股小野辺死人事も有之哉相聞得候事
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2405307 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1861/10/21 |
和暦 | 文久元年九月十八日 |
綱文 | 文久元年九月十八日(一八六一・一〇・二一)〔陸前〕 |
書名 | 〔桜田良佐日記〕○仙台 |
本文 |
[未校訂]九月 十八日晩八ツ時中地震
一夜八時中地震に付即刻登 城伺御機嫌罷出御入口前御 小姓頭ヲ以申上候事 但四櫓関御門倒れ諸所破損所有之 二十日 晴 一右之飛脚や使之者ニ承り候処御領分宇津宮辺地震甚強 く十四五軒残り外皆潰れ土蔵□□候程之事段々□強 き様子之由申事也飛脚や江人遣候尋(カ)承り候得は宮辺も 御城下同様位之由申事也使之咄虚説と見請候事 一石巻ハ三拾軒余潰家有之鹿ノ股町は潰家多く又小野辺 も大抵潰れ鹿ノ股小野辺死人事も有之哉相聞得候事 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 827 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 宮城 |
市区町村 | 仙台【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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