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項目 内容
ID J2404673
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(一八五六・八・二三)〔三陸・松前〕
書名 〔三陸町史 第四巻津波編〕三陸町史編集委員会編H1・3・25 三陸町史刊行委員会
本文
[未校訂]『古新年鑑』
安政三年七月二十三日崇九ツ時大地震皆庭中へ退去須楷
子又は戸板を敷並べ夫尓座須家内ハ棚の物多分下落し地
面尓響き出る事多し町家尓てハ男女の泣佐希ぶ声寿さ満
し這く畔を歩む者田中尓転び稲草尓取付て揚るもあり□
り入るとて叫ふも有其淋し事たとへん方なし幸ひ尓して
禿家もなく人馬の怪我もなく暫し尓して止ミぬ然る尓九
ツの下刻尓至り海上逆浪大津波押上り
川上ハ神崎前迄陸上は八日町裏通り鉄砲町ハ道路皆押上
りて海面と一様ニな類追々引く事拾五六度尓して日暮尓
至り海面常の如く尓治る其第一ニ大ひなるは八九度目程
の時なり津波尓不連たる田丁畑作を始免原木皆損せり地
震は夫より大水となく昼夜十度以上震出寿が故尓夜中ハ
不審番をな須なり日数二十日以上震不止
出典 新収日本地震史料 続補遺
ページ 743
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 岩手
市区町村 三陸【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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