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項目 内容
ID J2206456
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1857/10/12
和暦 安政四年八月二十五日
綱文 安政四年八月二十五日(一八五七・一〇・一二)〔岩国・宇和島・今治〕
書名 〔大浜村庄屋 柳原家史料〕○愛媛県今治市
本文
[未校訂]地 震
安政四年巳
八月二十五日巳中刻大震 四年前之震十分成レハ、此度之震
十二三歩と相見へ候、寅年地震は手前之宅壁柱付くるひ無
之、尤上雪隠之□□之壁柱添少々痛候斗ニ而、外ニ痛も無之
候処、此度ハ壁ひびき、柱添も少々ッゝ痛、練塀抔もより少
長震いたし候へハ、たをれ可申所、震は強候得共寅年分とく
らへ候得は短ク候、大新田村庄屋并隠居之塀たをれ候、浅川
石橋落、八分程折申候、町方中蛭子鳥居たをれ、人一人しや
け死申候、沖中居船江は、四年前ゟハ格別ニこたへ様子ニ候
得共、少之間之震故か汐之たふとき薄ク格別満汐も無之候
一八幡宮前付之石垣西之分くすれ候
一九月三日 夜五ッ下刻小震
一同月八日 暮六ツ小震申候、夜四ツ時小震、同九日昼八ツ
小震、同十日暁六つ上刻三度震、昼四ツ時地なり、同日夜
八ッ小震二つ
一九月十三日 未上刻地鳴一分五厘震
一九月十五日 戌下刻二分震
一同十七日 昼四ッ上刻二分五厘震たばこ二ふく呑間
一同十八日 戌上刻五厘震、同下刻二分震
一九月十九日 高潮上り、御家中通り丁、東裏之丁、炭蔵丁
辺迄満上り、竜口御番所前辺ハすね迄も立候程ニ海上り申

過日大震ゟ高潮上り候処、大震後は別而高潮上り、十五日
頃ゟ格別之事候、雨も八月祭礼前ニ細雨、其後不降折々東
風嵐之処九月十九日昼時合ゟ西風ニ相成候、二十日朝ゟ北
風、昼ゟ雨西風
一九月十九日 亥下刻三分震
一同二十六日 夜半ゟ二十七日昼時合迄雨少々降
一同三十日 申中刻二分五厘震
一十月二日 丑上刻三分震
午三月十八日(安政五年)戌下刻二分七厘震
一慶応二年寅十一月五日 十三年前震ニくらふれは、三分位
之事
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 1039
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛媛
市区町村 今治【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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