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項目 内容
ID J2203447
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1793/02/17
和暦 寛政五年一月七日
綱文 寛政五年正月七日(一七九三・二・一七)
書名 〔年代風唱物語記〕○岩手県陸前高田市気仙町今泉村 小嶋家文書
本文
[未校訂]一寛政三(ママ)年正月七日朝五(午前八時)ツ時大地志ん其日之内ゆり候事幾度
と云数不知家々の表の戸を囲ひて逃出ル事度々なり戸明け
置ねば明け立ならさるようニなるなり家ノ前江は石落ル故
表江斗出しなり其日昼頃至て津波来て川ノ内ニ有りし舟々
ハ兆石下迄被押流津浪ハ長砂海道迄上げしなり長部村湊ハ
家々之土台より上江三尺程[宛|づつ]水[付|つかり]しニ長砂今泉辺ハ存外痛
なく大舟渡浦ハ馬屋等迄[被引流|ひきながされ]て馬弐疋死ス大舟渡並赤崎
御塩場ハ石垣一宇[取|とら]れて平地之ごとくなりしを追々御普請
相成此時御普請御郡へ被相任せ置候節故大肝入吉田宇右衛
門と云人普請制道なり
附り 地志ん候事を天文者ニ被相尋けれハ此国斗ゆり候
由答上候由[何御|いずれ]大変と申上げけれハ追而屋形様[初上|はじめあげ]姫君
様御子様迄御死去被為遊候由なり
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 593
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 岩手
市区町村 気仙【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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