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項目 内容
ID J2200366
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(一五八六・一・一八)〔畿内・東海・東山・北陸の諸道諸国〕
書名 〔深江・上町・末広町五百年のあゆみ〕○富山県S57・8・10 大島勝太郎著
本文
[未校訂]天正十三年十一月二十九日(一五八六)
大地震で庄川の水の流れは一変して、主流は中田川即ち現在
の庄川に移った。この時支流中村川に雄神神社の御神体が流
れて来て、深江村(西島)又次(宅)附近の梅の樹にかかり、
後これを水ノ宮村に奉祀したという。この梅の樹は西町の小
幡彦二に移されたが、後に西町の西之神祠に寄進された。現
在枯れてなし。
1 天正十三年十一月二十九日(一五八六)
大地震で金屋の東山くづれて庄川を埋め、三十日間もせき
止め、やがてこれが決壊して今の弁財天の大岩で水路は大
きく東西の二つに分れて流れ、東側は今の庄川の川筋とな
り、西側は千保川、中村川となる。庄川は砺波の野を櫛の
歯の如く支流また支流に分れて流れる。この時の氾濫で、
中村川へ雄神神社のご神体が流れ来て深江村の又次附近の
梅の木にかかり、これを一時又次宅に保管、その後ご神体
を水ノ宮に奉祀されたという。
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 81
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 富山
市区町村 砺波【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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