地震史料集テキストデータベース

[未校訂]（注、余震記事のみを掲載する）
一廿二日　一廿三日　一廿四日夜亥之刻より未曾有之大地震
ニ付早速登城御用部屋江罷出御機嫌伺申上候御側御納戸ヲ
以も御機嫌伺申上頻リニ地震或ハ鳴動不相止候間同役両人
共詰切御上ニ而も御庭ニ被為入候御用茂立兼桜之馬場ニ引
移相□
一廿五日　同断相止不申候相止候程合も知兼候付両人代合少
々ツゝ休足壱人ツゝ詰切罷在候様相願代合ニ致ス
一廿六日同断
四月中御用番
鎌原石見殿
（四月）一朔日　月並無之地震度数少ハ間遠ニも可有之か
一二日　一三日　一四日　一五日　一六日　一七日次第ニ少
ツゝハ度数減候方か格別之義は無御座候
一廿四日廿五日廿六日廿七日廿八日廿九日地震未不止日々震
今日又少々強キ震御座候
五月中　御用番
七日迄
河原舎人殿
八日ヨリ
恩田頼母殿
五月朔日　昼前ニ震余程強キ震有之二日三日四日次第ニ穏ニ
軽ハ相成候得共未止（中略）廿日廿一日廿二日廿三日廿四
日廿五日廿六日地震不止少々ツゝ有之
一廿七日　御名代御逢有之　廿八日廿九日
（六月）
一十二日　御用席御逢平常之通ニ有之
一十三日　御用席御逢有之地震少シ強度ニ震候
一十四日　地震先穏ニ
一十五日　月並御礼無之御機嫌伺等も無御座候