地震史料集テキストデータベース

[未校訂]乍恐以書付御届奉申上候
一立家拾六軒
内
九軒皆潰
七軒半潰
一物置　廿八棟　皆潰
一平出社前宮壱棟　皆潰
一九字名号堂壱棟　皆潰
一死人五人内男三人
女弐人
右は去ル廿四日夜大地震ニ而皆潰半潰死失等ニ相成候間此段
御届申上候　以上
弘化四年
丁未三月廿五日
平出村百姓代治市右衛門
〃村組頭清助
同断与司右衛門
庄や庄兵衛
鈴木半蔵様
乍恐以書附を奉申上候
地震之節村役人施方
庄や　辰兵衛
組頭　与治右衛門
同断　清助
百姓代　治郎右衛門
五人組　市右衛門
同断　与惣兵衛
一金壱両弐分也
右者村方極難之者江
手当仕候
左之人数
右九人極難(惣兵衛
初次郎
(寅吉
清十郎女房
佐七
真右衛門
長兵衛
重作
津た
外ニ潰れ候時節夫飯施人
組頭　与治右衛門
一銭弐貫四百文　庄や　市右衛門
□嘉永二年
丑　十月
坂本長蔵様