地震史料集テキストデータベース

[未校訂]以書付奉願
一杉三拾本程　但シ弐尺廻りより四尺廻程迄
一樫　弐本　但シ五尺廻り程
一いちう壱本　但シ五尺廻り程
私奉仕健御名安富命（カ）彦神別神社并神明宮社木杉樫いちう〆三
拾三本程去月廿四日夜大地震ニ而社地山不残水湛水中ニ罷成
右水引候時節押臥候杉樫いちう之木伐取宮仮殿普請并居宅小
屋掛用木ニ相用度奉存候何分願之通被仰付被成下置候様奉願
候　以上
弘化四未年四月
水内村神主塩入隼人忌中兼帯
氷熊村
神主　小出権頭
道橋御奉行所
前書神主小出権頭奉願候通相違無御座候ニ付奥書印形仕一同
奉願候　以上
水内村安用組
名主　幾蔵
組頭　斧左衛門
長百姓　広重
同村平組
名主　弥兵衛
組頭　茂左衛門
長百姓　幸五郎
同村□組
名主　吉弥
組頭　治右衛門
長百姓　伝蔵