[未校訂]安政元年十二月のものは大雪で中西でも尺に余る雪が降って
いたが、大地震が起り途方にくれたといわれ、しかも、十四
日間も昼夜をとわず震動があったので、人心の不安は一方で
なく、竹藪に仮小屋をかけたり、田の中に竹を組んで敷き避
難したと伝えられている。しかし、幸に死者は一人もなく、
家屋の倒壊も僅少であったといっている。
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項目 | 内容 |
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ID | J1900166 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/12/23 |
和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕 |
書名 | 〔中西の歴史〕○島根県S37・11・20青木勲著・益田市立図書館 |
本文 |
[未校訂]安政元年十二月のものは大雪で中西でも尺に余る雪が降って
いたが、大地震が起り途方にくれたといわれ、しかも、十四 日間も昼夜をとわず震動があったので、人心の不安は一方で なく、竹藪に仮小屋をかけたり、田の中に竹を組んで敷き避 難したと伝えられている。しかし、幸に死者は一人もなく、 家屋の倒壊も僅少であったといっている。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2 |
ページ | 1653 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 島根 |
市区町村 | 益田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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