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項目 内容
ID J1500185
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1855/11/11
和暦 安政二年十月二日
綱文 安政二年十月二日(一八五五・一一・一一)〔江戸及び近郊〕
書名 〔群馬県史 三巻〕S2・6・25群馬県教育委員会著・刊
本文
[未校訂]造士書院
(前略)
即ち安政二年十月の江戸大地震是なり。此時秋元家の本邸
は、さしたる被害は無かりしも、中・下屋敷に於ては、家臣
の住宅殆ど皆倒壊し、二十六人の圧死者を出し、定府の家臣
も住むに家無く、国に就くより外なきに至れり。藩主志朝、
此際宿弊を一洗せんとし、安政三年二月、直書を家臣に賜ひ
て、質素節倹を令し、十二月には定府の制を廃して、在番と
為すことを告げ、江戸と国との財政を統一する旨を達し、四
年六月十五日には、長文の達示を出して、衣食住より冠婚・
葬祭・祝吊(ママ・弔カ)・贈答の些事に至るまで、藩制を改革し、更に進
んで文武の制度をも変革したり。是れ造士書院の起る所以な
りとす。(後略)
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻2-2
ページ 1557
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 群馬
市区町村 前橋【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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