[未校訂]○地震 同五年二月七日(ママ)大陰暦午後四時頃より地震あり、日
没に至り震動愈激烈となり、石垣破壊し、家屋の壁土剝
落し、樹木の動揺恰も暴風に吹き靡かさるゝが如く、肥
壺の糞尿は溢出するの状況にして人々大に恟懼し、或は
竹藪中に避難し、或は耕地に板類を並べ筵を敷きて其上
に起臥する等村民の狼狽言はん方なし、其後十数日の間
は土地の鳴動止まざりしと云ふ。
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項目 | 内容 |
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ID | J1300183 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1872/03/14 |
和暦 | 明治五年二月六日 |
綱文 | 明治五年二月六日(一八七二・三・一四)〔石見・安芸〕⇨津波あり |
書名 | 〔西志和村誌〕○広島県賀茂郡 |
本文 |
[未校訂]○地震 同五年二月七日(ママ)大陰暦午後四時頃より地震あり、日
没に至り震動愈激烈となり、石垣破壊し、家屋の壁土剝 落し、樹木の動揺恰も暴風に吹き靡かさるゝが如く、肥 壺の糞尿は溢出するの状況にして人々大に恟懼し、或は 竹藪中に避難し、或は耕地に板類を並べ筵を敷きて其上 に起臥する等村民の狼狽言はん方なし、其後十数日の間 は土地の鳴動止まざりしと云ふ。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻1 |
ページ | 398 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 広島 |
市区町村 | 西志和【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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