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項目 内容
ID J1300141
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1872/03/14
和暦 明治五年二月六日
綱文 明治五年二月六日(一八七二・三・一四)〔石見・安芸〕⇨津波あり
書名 〔郷土資料 二〕○出雲
本文
[未校訂](白枝町、伊藤虎一郎氏、高松村誌)
1 明治初年の大地震
 明治五年三月十四日、午後四時四十分頃、大地震があっ
た。震源地は、浜田辺であったらしく「浜田地震」と呼ば
れている。
 これから約一週間、強震が日に数回あり、人々は人家を
出て、屋外に小屋を掛けて住んでいたという。
 また、微震はその後一か月も続いた。
 この地震によって家の倒れた所もあり、道路には、亀裂
も出来、田畑の亀裂から噴水する所もあった。白枝町、原
部落では、願楽寺の竹やぶに避難したりもした。
 松寄下町には、免租された田畑も出た。
 田畑 十四ケ所 租米六斗七升五合(五年間免租)
 田畑 八ケ所 租米一石六斗九升五合(三年間免租)
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻1
ページ 265
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 島根
市区町村 出雲【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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