[未校訂]一八、安政四年八月廿五日 地震
拾遺に「八月廿五日今治大地震、御城内外破損所不少
御届有之」
古老の言に依れば、右安政両度の地震前後何れか不明には海岸
方面に損害多く、築出した突堤は皆崩壊したので、之を
乱杭しがらみとなした。又片原町海岸は是迄寄洲が多か
ったが、此以後寄洲減退して海水屋敷に及び、遂に明治
十九年に至って海岸に大損害を見るに至ったものであ
る。海岸の事は飯忠太郎談
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1202827 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1857/10/12 |
和暦 | 安政四年八月二十五日 |
綱文 | 安政四年八月二十五日(一八五七・一〇・一二)〔宇和島〕 |
書名 | 〔今治市誌〕 |
本文 |
[未校訂]一八、安政四年八月廿五日 地震
拾遺に「八月廿五日今治大地震、御城内外破損所不少 御届有之」 古老の言に依れば、右安政両度の地震前後何れか不明には海岸 方面に損害多く、築出した突堤は皆崩壊したので、之を 乱杭しがらみとなした。又片原町海岸は是迄寄洲が多か ったが、此以後寄洲減退して海水屋敷に及び、遂に明治 十九年に至って海岸に大損害を見るに至ったものであ る。海岸の事は飯忠太郎談 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 |
ページ | 305 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 愛媛 |
市区町村 | 今治【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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