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項目 内容
ID J1202215
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(一八五六・八・二三)〔三陸・松前〕津波
書名 〔永宝日記〕○鰺ケ沢
本文
[未校訂](七月)十九日之朝五ツ時地震余程長く(中略)翌廿三日御天気
成候然所昼九ツ初刻地震夫ゟ一刻斗過又地震夫ゟ少シ過
候処又地震一刻斗り不止天明年中大地震已来無覚地震ニ
御座候其後又少々寄り申候
○扨去ル廿三日之地震鰺ケ沢ゟ承候処鰺ケ沢抔ハ余程強
く七ツ石舞戸辺ハ土蔵ノ壁崩シ屋禰石落新田吉見村ニ
而家弐軒潰れ十三浜街道われ板柳辺も同断強く町方へ
仮小屋かけ候ものも御座候よし昼夜小地震数度寄候然
処廿七日之朝明六時又地震余程強く寄り其日昼頃ゟ雨
ふり下り風ニ成雨はれ又朝五ツ時地震余程長く夫ゟ昼
頃又地震翌朝明ケ七ツ時地震余程強く寄り右ニ付鰺ケ
沢抔ハ大さわき三社へ御神楽上け候由皆々仮小屋かけ
不寝ノ番相廻り在方も仮小屋かけ候村所も御座候然共
沢目ハ左程強く無御座候
(八月)十日之晩四ツ過地震又八ツ頃地震(中略)扨先月廿三日
之地震ニ而仙台南部夫ゟ箱館辺潰家所々ニ有之よし青森
辺ハ余程強く土蔵三ケ所潰れ候由
(九月)十二日之昼地震少シ
(九月)廿二日之晩ふり 夜九ツ頃地震短く
(十一月)五日雨みそり 則晩夜明ノ八ツ半頃ニ地震余程強く寄り
申候
(十一月)廿六日朝七ツ頃地震少シ
出典 新収日本地震史料 第5巻
ページ 238
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
市区町村 鰺ヶ沢【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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