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項目 内容
ID J1100062
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1792/05/21
和暦 寛政四年四月一日
綱文 寛政四年四月一日(一七九二・五・二一)〔島原・肥後〕
書名 〔佐賀県災異誌〕
本文
[未校訂](不動郷土誌)
寛政四年三月島原温泉岳大噴火ノ為メ地震ガアッタ、四
月山潮海嘯ガアッテ島原城下ノ人家ハ概ネ流失セシタ
メ、人民難ヲサヶテ嬉野ニ来タノデ、我ガ藩ハ大イニ之
レヲ救恤シタ。
(久間村郷土史)
此年(寛政四年)三月には島原温泉岳に大噴火があり、
此の地方まで屢々地震があった。更に翌四月には又々山
潮と海嘯の襲来があって、打続く災厄に邑民は就れも不
安の思ひにその日々を送ったものである。
(祐徳稲荷神社史)
此の三月朔日温泉岳が爆発して此所まで大に震動した。
即ち七日(三月カ)夜に至っては東南の大岳が崩れ、海上二里を隔
てゝ一島を生じた。之か例の眉山である。
潮汐(四月一日カ)の干満は日に七、八回にも及び、附近一帯は岩石に
圧せられ、更に海嘯に襲はれて哀れ死人三三万を出し、
肥後路にあっては特に甚しかった。
(御代々御略譜)
同(寛政)四年壬子四月朔日晩島原大変ニ付津浪ニ而難
船溺死其外破損所目安同月十五日請役所より被相渡ニ付
……(後略)
出典 新収日本地震史料 第4巻 別巻
ページ 292
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 佐賀
市区町村 佐賀【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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