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項目 内容
ID J1002468
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1830/08/19
和暦 文政十三年七月二日
綱文 天保元年七月二日(一八三〇・八・一九)〔京都〕
書名 〔京都大地震〕「かわら版・太陽コレクション 5」
本文
[未校訂]京都大地震(24×34センチメートル)
山名隆三氏蔵
当月二日七ツ前の事なるが〽京都ハ大仏のうしろすべり
石の
山つゝきより〽大風吹出し竹ぼくの枝をれ、人家の家瓦
を吹
おとすとおもひしニ〽清水のかた大ヰニ地なり出し〽ら
く中
らくぐわい、いつとふニ大地しんとなり〽二日のひる下
りよりなり
出し一夜之間ゆりしづまらず〽大仏門前大石かけだし弐
三ケ
所も吹出し五条坂ヤキ物店ハま事ニ木のはのちる如く
はし〳〵の人家ハこと〴〵くゆりすへ〽宮寺鳥居堂塔□
上ケて
かぞへがたし〽別而江州ハ湖水ちかく亀山きん在かい
道かたわきの人家ハミな〳〵ゆりすへ〽地われ大水
なかれ人民牛馬犬猫ニいたる迄ただ〳〵かのなく如く
〽みる目あわれ成ニしのむら一在ハ凡六百余軒の所ミな
〳〵
ゆりすへ〽やう〳〵と百余軒のこりし事
人々のそんじも是ニておもひ合すべし〽病人さん家
老人などハ真とニあわててけがもあり〽近来珍らしき大

しん〽とかく世の中にこわいものハ地しんかミなり火事
と親父と
申事御わすれなく〽御用心第一火の元ニ気ヲつけ川原か
ひろき野ニ畳ヲ敷ならへ家内召連はや〳〵御立のき
被成候て〽神仏ヲ御信心被成候第一なりとむかしの
伏見の大地震をふるい人の御□□なり候〳〵
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 504
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 京都
市区町村 京都【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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