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項目 内容
ID J1001394
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1812/04/21
和暦 文化九年三月十日
綱文 文化九年三月十日(一八一二・四・二一)〔土佐〕四国・奈良・京都・松阪・岡山・福山・三原
書名 〔燧袋〕○高知
本文
[未校訂]○同夜(三月十日)戌ノ上刻地震寅ノ時迄都合五度震初度ハよほとゆ
りたる也土蔵のかべ屋根の瓦なと落し所もあり古き家
ハつふれたるも有よし就中からつやにおひたゝしく陶
器ヲ損し醬油酒あふらなと売所に大分まけ候よし也五
十年前の地震おほきかりしか共是ほとにハ無之由也
三月十二日大雨 未ノ刻少し地震
三月十三日雨 卯ノ中刻地震これハ昨日ノよりハよほと
強し浜ニハ津波入来ルとて騒動之由種崎ノ浦人仁井田
へにけ来ルト云々当地も今夜寅ノ刻潮入と云て婦女子
ことの外かまひすし赤紙ノのほりに
浪風子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥無し
書て戸口へ立れハ其災難をのかるゝといひて家々にこ
しらへのゝしる深尾ノ玉江といふ妖女かいひ出セしと
云々かやうの口ばくちさき〳〵も多クある事也赤岡安
喜なと其余浦々大騒動家ヲあけ資材道具を山分へ馬ニ
つけ人担ヒ大さわきのよし也
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 321
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村 高知【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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